# アイドル

ねえアイドルになりたい すっごい愛をあげたい(大森靖子

私は中学時代から日本の女性アイドルをある程度追っていて、大体の流行と廃れを知っている(つもりになっている)。きっかけは身近な人物がいきなりアイドルになったからで、家族でドライブをするたびにデビューアルバムを聞かされ段々と、アップテンポの楽曲の数々にハマっていった。

アイドル好きには、現場コール派や振りコピ派、楽曲派など様々いるのだが、上記の出自であるからにして私は楽曲派で、ほかのJ-POPにはない激しい打ち込み楽器音とビコピコと鳴り響く電子音が混ざり合い、乱高下する転調に絡まる、そんな脳に直接響く「聞く麻薬」を私は非常に好んでいる。

そんな私が聞いてきたアイドル一覧を以下で示すと、

小学時代:モー娘。

中高時代:スパガ、でんぱ組、アンジュルムスマイレージ)、いずこねこ、Baby metalBuono!、乃木坂、チキパ、こぶしファクトリーベイビーレイズJAPAN

大学時代:虹のコンキスタドール、ZOC、神宿ゑんら、クマリデパート

と、その時折で好みはあるものの、楽曲派納得のラインナップになっているのではないかと思う。(ただ、普通の人はそんなにアイドルのバリエーションを知らないらしい)

ただ、楽曲派の私にとっても、アイドルがステージ上で輝く姿は、何か心を打つものがある。青春を捧げてダンスやプロモーション活動に明け暮れ、一瞬の輝きを、ファンに魅せつける姿は美しい。

昨年2022年はまねきケチャの主要メンバーの卒業発表、ニジマスの解散があり、コロナ禍でも細々と続いていた女性アイドル文化は廃れつつある。男性アイドルの雄であるジャニーズも風前の灯だ。

いまは少し苦しい時期かもしれないが、人に勇気を与えたいだとか、何か輝けるような活動をしたい人の晴れ舞台が、いつまでも残り続けることを願う。